W H A T ' S N E W  ...素敵な人、素敵なこと
 
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LIFE DESIGN

 

●縄田智子さん(Mme.Tomoko Nawata) -002

*今回はTEBLE DECO の「花の本」のところと「LIFR DESIGNE SHOP」でも縄田さん本人の著書を紹介しています。

縄田智子さんは東京生まれのグラフィック・デザイナーです。1980年より大学の友人である若山嘉代子さんと共に“レスパース”という出版業界では有数なグラフィックデザインのオフィスを運営しています。
主に書籍、雑誌、カタログなどのエディトリアルデザインが中心です。(エディトリアルというのはいわゆる「本」や「雑誌」などのデザインです。)
レスパースのウェブサイトを覗いてくれればわかると思いますが、ものすごく沢山の素敵な本のデザインをしています。お料理やインテリアや手芸などの本が多いので、もしかしたら1冊くらい、レスパースデザインの本をお持ちかも知れませんね?

 

縄田さんは武蔵野美術大学で私と同じ学年でした。
専攻は違って縄田さんは「視覚伝達デザイン=商業デザイン科」卒です。
当時から今まで、ず〜〜っと友人なのですが、いつのまにか私達の仕事のうち、カタログなどのデザインも頼むようになりました。(もちろん私の本のデザインもしてくれました。)テーブルギャラリー社のグラフィック部門で、無くてはならない人材なのです!

縄田さん近影
 
 

?“花の本”
ーTABLE DECO でも書きましたが、縄田さんは個人的にも3冊の花の本を出版しています。もちろん“花”は彼女の本業ではありません。デザインの傍ら自分の時間の中で、花をアレンジし自分で写真を撮る、そんな時間を日本や海外で重ねている間にその写真が溜まり、最初の1冊の本になりました。
昔から、それ程沢山自分について話しをしない人なのですが、私はその本を見て、改めて彼女の感受性や美意識を確認する事が出来たような気がします。
本業のフラワーアーティストとは全く違う“グラフィック的な花の捉え方”と“花の奥にある魅力を捉える眼”を感じさせてくれる縄田さんの花が私はとても好きです。

一番最近の本「花との時間」の冒頭で縄田さんの書いている下の文が彼女の花に対する感性を良く表していると思うので引用します。(一部省略)

縄田さん近影 「花の持っているシンプルでフレッシュな美しさは、その存在だけで見る人を穏やかな気持ちにさせたり、時には気分を高揚させたりする不思議な魅力を持っている。必ずいつかは終わりがある美しさだということ、その事実がよりいっそうの感動を与えてくれる。花を花器に入れてレンズを覗いた時、初めは何となくシャッターを押しているのだけれど、ある時、自分でも戸惑うほど何かを感じる時がある。アッと思える瞬間がある。
あまり気に入っていない花の組み合わせの時でも、必ずと言っていいくらい、不思議なことにその一瞬はやってくる」(Nawata Tomoko)
 
 

?著書 “花を飾るーBOUQUETS of COLOR”(文化出版局)
      ・・・(出版社では絶版ですがLIFE DESIGNE SHOPに少し在庫あり)
    “花器と花束ーBOUQUETS and POTS”(文化出版局)
      ・・・(残念ながら絶版です)
    “花との時間ーMOMENTS with FLOWERS”(雄鶏社)
      ・・・(本屋さんで販売中)

レスパースのHPです。
今までデザインした本の数々が一覧できます。中央のアイコン「HOME ROOM」 はレスパースで編集、プロデュースしたインテリア雑誌です。
?http://www.lespace.jp/home.html

 
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